患者様側の審美的要求の高まりや、現代修復治療学におけるメタルフリーのコンセプトの隆盛、そして多様なオールセラミックシステムの登場により、オールセラミッククラウンの使用頻度は年々増加の一途をたどっています。
オールセラミッククラウンとは、メタルを使用せず、セラミックのみで作製したクラウンです。
従来、セラミック冠は、強度を得るためにメタルの上にセラミックを焼き付けるメタルセラミッククラウン
(ポーセレンメタルボンド冠)が一般的でした。
しかし、これは金属色の遮蔽を必要とし、天然歯特有の透明感や半透明感の再現性を困難にすると共にシャドウを誘発する欠点がありました。
近年、強化型セラミックであるジルコニアの出現により、メタルフリーの新しいオールセラミッククラウンが
普及しつつあります。
オールセラミッククラウンの最大の利点は色調再現性であり、それはセラミック材による光の透過性や反射という光学的特性に負うところが多いのです。
オールセラミッククラウンは、審美的には光を完全に遮断するメタルセラミッククラウンに比較して、光の透過性において優位で、シャドーの発生が少なく、修復物の自然観が高いのが特徴です。
当院においても、従来のメタルセラミック冠以外に、審美性に優れたオールセラミック冠も使用し、
審美修復に取り組んでいます。

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■この記事の監修者
中山 康弘 院長
略歴・資格
- 1974年 香川県立高松高等学校卒業
- 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
- 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
- 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
- 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
- 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
- 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
- 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
- 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
- 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
- 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
- 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
- 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
- 日本口腔外科学会
- 日本口腔科学会
- 日本歯周病学会
- 日本臨床歯周病学会
- 日本口腔インプラント学会
- AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
- 日本加圧トレーニング学会
- 日本抗加齢医学会


