香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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院長ブログ

インプラント周囲炎を起こし易い上部構造の形態


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 右の写真の左の端のインプラントの上部冠は、これから上部冠を作製するための試作段階のアバットメントと試作冠だ。適合度をX線で評価できるようにメタルとレジンで出来ている。

 ところで、この試作冠の形態はあまりよくない。二つよくないところがあって、一つ目はアバットメントの高さが低すぎること、二つ目はアバットメントと冠辺縁の移行部に隅角が存在しアンダーカットができてしまっているところだ。いずれも、将来、インプラント周囲炎を引き起こす原因になり得るので、明日、テクニシャンとディスカッションしてファイナルではこの点を改善する予定だ。

 

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 なぜアバットメントの高さが低くなるかというと、テクニシャンは審美を優先して、冠辺縁を歯肉縁下に入れこもうとするからだ。隅角が生じてアンダーカットができるのもその理由から。ところが、これはよくない。アバットメントと冠辺縁の移行部のレベルは、審美が関係ない臼歯部なら歯肉縁でよい。審美が重要な部位で冠辺縁を歯肉縁下に入れたいならアバットメントの高さ(プラットフォームから冠辺縁までの距離)が2ミリ以上確保できる程度にインプラントを深く埋めて置かなければならない。

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審美領域でないなら、アバットメントのメタルが歯肉縁からちょっとはみ出していてもいいではないか、と考えている。それくらいに思うほど、インプラント周囲炎は嫌なものであり、是が非でも避けたい。

インプラント周囲炎を引き起こしやすい上部構造の形態について、本HP内の「Dentist」に書いているので、是非読んで行って欲しい。

 

 

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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