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院長ブログ

ストレッチの効果~ストレッチは筋肥大を起こす~(1)


 昨日に続き、今日のテーマもストレッチだ。これまで、自分はストレッチの意義がもうひとつ解っていなかったんだが、昨日の「ストレッチは筋肉の血流を増加させる」という話はガッテン、ガッテンだった。そこで、さらにストレッチの効果について、踏み込んで調べてみた。その結果、ストレッチにも筋肥大を起こす効果があることが分かった。

  骨格筋は横紋筋線維の集合体で、その内部のミオシンフィラメントとアクチンフィラメントが神経からの刺激により誘発された化学反応でスライディングすることで筋収縮が起こる。筋肥大とは、このミオシンやアクチンなどの収縮装置を構成する蛋白やエネルギー産生、代謝に関するすべての蛋白増加に他ならない。これらの蛋白はアミノ酸が多数結合したもので、その設計図はDNAに書き込まれている。そして、その情報が読み取られ、mRNAに転写され、さらに翻訳されることでタンパクが造られる。筋力増強トレーニングにより筋肥大が生じるということは、筋細胞の中でこのような遺伝子の転写と翻訳が起っていることに他ならない。

 ところで、筋肥大を起こすトレーニングとは、等張性筋収縮であれ(関節を動かす運動における筋肉の収縮)、等尺性筋収縮であれ(関節を動かさない運動における筋肉の収縮)、筋肉を収縮させることでしか、その効果が得られないと思っていた。しかし、これは認識不足だった。ストレッチによっても筋肥大が起るのだ。

 その理由は、じつは筋収縮により筋肥大が起るメカニズムと共通のメカニズムによる。

参考文献:池田 聡、他. 分子生物学的観点から見たストレッチと筋肉増強. 総合リハ.30巻.11号.1065-1068.2002

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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