香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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院長ブログ

ストレッチの効果~ストレッチは筋肥大を起こす~(2)


 筋肥大を得るために筋肉トレーニングを行うと、その主な効果はトレーニングを受けた筋に起こって来る。この現象を説明するために、支配神経からの神経栄養因子などが考えられていたが、近年、筋細胞自体に機械的刺激受容体が存在することがわかってきた。伸展可能なシリコン培地に骨格筋細胞を培養し、シリコンに機械的刺激を加えて筋細胞を培地ごと伸展させると、筋細胞が肥大することが認められたのだ。この事実により、筋細胞はストレッチ刺激により肥大を生じることが証明された。in vivoの実験においても、ニワトリの広背筋で、他動運動(=第三者や機械により行われる運動)により、筋線維の断面積増加、筋線維数増加、筋構成たんぱくの合成の増加が確認された。さらに、他動的に骨格筋をストレッチすることでも、DNAの転写が促進される。すなわち、筋のストレッチで、細胞の活性化を示すc-fosやc-junの発現、筋構成たんぱくのミオシンやアクチンの遺伝子発現が認められることが明らかとなった。

 その後、筋細胞にはストレッチ刺激を感知し、細胞内に情報を伝達し、細胞構成たんぱくの合成を促進することより細胞を肥大化させるシステムが存在することが明らかとなった。そして、筋細胞にストレッチ刺激が加わった場合、その機械的刺激を感知するストレッチ受容体が筋細胞で見つかっている。

 そのストレッチ受容体がインテグリンである。インテグリンは、細胞表面にある2量体たんぱくで、当初、細胞接着に関与する因子として同定されたが、近年、ストレッチ刺激の主な受容体であることが判明している。

参考文献:池田 聡、他. 分子生物学的観点から見たストレッチと筋肉増強. 総合リハ.30巻.11号.1065-1068.2002

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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