香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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症例紹介

今日は日本歯周病学会第2日目です。


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 2日目はスエーデンのKristianstad大学 Stefan Renvert教授のインプラント周囲炎の特別講演を聴いた。
 EAOの統計によれば、インプラント周囲炎は、植立後5~10年経過したインプラントの約20%に認められるとのこと。
 インプラント周囲炎は、予防することが大切で、またそれは可能なのだが、一旦発症してしまうと非外科処置では治癒させるのが難しいという。予防の為には歯肉縁下のバイオフィルを除去することが基本なのだが、実際はなかなか難しい。なぜなら、除去の為のツールは天然歯の為に開発されているからだ。
 また、インプラント周囲炎の予防のための上部構造のコンセプトとして、患者が自己清掃し易い形態を与えることが重要と言われた。
 
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  また、インプラント周囲ポケットの測定において、24%のケースで上部構造をはずして測定した方が、外さないまま測定するよりも深くなるそうだ。また、上部構造の固定法に関して、セメント固定式はセメントの取り残しによる炎症(“セメンタイティス”と教授は呼んで笑っていた)を引き起こす可能性があることが最大のリスクと考えられる。だから、スエーデンではインプラントはほとんどのケースでスクリュー固定式なのだそうだ。

 講演を聴いて、以下の様なことを感じた。インプラント周囲炎は、インプラント治療を行うと一定の確率で起こりうる疾患だ。インプラント周囲粘膜炎は非外科治療で治癒可能だから、なるべくインプラント周囲粘膜炎の段階で発見し、治癒させておく方がよい。結局、天然歯の歯周治療をしっかりとやっていき、天然歯を長く持たせられる歯周治療システムを院内に作っておくことが、インプラントの長期予後をよくすることなのだ。
中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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