香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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症例紹介

今日は左下6を抜歯後、インプラントを前提に、リッジプリザベーションをしました。


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 歯を抜くと、直ちにそれまで歯根を支えていた歯槽骨の吸収が急激に起こることが知られています。その吸収は、歯槽骨の高さも幅も減少させます。後続治療としてインプラントが予定されている場合は、その吸収は不都合です。インプラントは、しっかりとその四方が骨で支えられていることが、長期のインプラントの安定と強く関係しているからです。

 この抜歯後の歯槽骨吸収を抑制する方法として、リッジプリザベーションがあります。これは、抜歯窩に骨補填材と呼ばれる、将来自分の骨を誘導する活性を持つ生物材料や、ハイドロキシアパタイトという吸収されにくいリン酸カルシウム結晶を抜歯窩に詰めるテクニックです。これにより抜歯後の骨吸収は最小限度に抑制されます。

 今日は、右のデンタルX線で示されるような歯根周囲に著しい骨吸収を伴った左下6番を抜歯し、即時にリッジプリザベーションを行いました。

 

 

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抜歯窩は感染を伴った不良肉芽で充満されていました。これを時間をかけて、徹底的に除去することが重要です。感染病巣を残したまま骨補填しても、決して良質な骨は再生されないからです。

 

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抜歯窩に骨補填材として、凍結脱灰乾燥骨を補填し終わったところです。最後に補填材表面をフィブリン膜(CGF)でカバーして、オペ終了。このリッジプリザベーションの有効性は、システマティックレビューとメタアナリシスで確認されています。

Effect of alveolar ridge preservation after tooth extraction: a systematic review and meta-analysis.

Avila-Ortiz G, Elangovan S, Kramer KW, Blanchette D, Dawson DV.

J Dent Res. 2014 Oct;93(10):950-8. 

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24966231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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