香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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院長ブログ

閉塞性睡眠時無呼吸症候群OSAS~2~


  OSASの治療は、根本治療と対症療法に分けられる。根本療法とは、肥満が原因なら体重減少、鼻腔が狭い・扁桃が大きい・軟口蓋が長いなどが原因の場合は耳鼻咽喉科的手術、下顎が小さい・舌が大きいなどは口腔外科的手術が適応される。

 一方、対症療法には、医科で行う経鼻的持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressure:CPAP),歯科で行う口腔内装置(Oral Appliance:OA)治療、側臥位での睡眠体位を指導する睡眠体位の指導などがある。

 CPAPは医科でのOSAS治療の第一選択である。これは、睡眠時にマスクをかぶり、CPAP装置と呼ばれる陽圧で送気する機械をマスクにつなげて、気道に陽圧の空気を送り込む治療法である。非常に効果が高いが、装着の違和感、鼻腔の乾燥、持ち運びの不便、空気が漏れる、など必ずしも使い勝手が良いわけではないようだ。

 一方、OAは口腔内に装着する装置によって気道を拡大するものである。保険で製作される一般的なものは上下のマウスピースが一体となっている下顎前方移動型である。これは上下の歯列にマウスピースを乗せ、下顎を前進させた状態で上下の装置をレジンで固定してしまうものである。そして、この装置を上下の歯列に適合するように装着することで下顎が前方に挙上されるわけだ(図参照)。OAの効果はCPAPのそれよりは弱いといわれ、軽度から中等度のOSASが適応と考えられる。

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a   下顎前方移動型OA     b  舌や軟口蓋が重力で落ち込み気道が閉塞した状態  c 下顎を前方移動することにより舌

軟口蓋が前方に移動し、気道が確保される (文献1より引用)

参考文献:  (1)坂井丘芳監修, 奥野健太郎 編, 睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置治療. 医歯薬出版. 2014 

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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